以下はプロセス情報のやり取りには使用されないが、プロトコル自体を制御するために使用されている代表的なParameter Groupのリスト(抜粋)である。
Parameter Group | PGN (hex) | Document | 概要 |
Address Claimed |
0x00EE00 |
J1939-81 |
ECUの識別とアドレス競合の検出に使用 |
Commanded Address |
0x00FED8 |
J1939-81 |
アドレスをECUに割り当てるためのコマンド |
Name Management |
0x009300 |
J1939-81 |
ECUのデバイス名(NAME)を割り当て変更するためのコマンド |
Acknowledgement |
0x00E800 |
J1939-21 |
様々なコマンドの確認に使用。ポジティブ、ネガティブで回答可能。それに応じてAcknowledgementが参照される。 |
Transport Protocol Command |
0x00EC00 |
J1939-21 |
トランスポートプロトコルのメタデータ(バイト数、パケット数など)を指定 |
Transport Protocol Data |
0x00EB00 |
J1939-21 |
トランスポートプロトコルのペイロードデータを送信 |
Request |
0x00EA00 |
J1939-21 |
CANのリモートフレームと同様に、このPGNを使用して他のPGNを要求可能。 但し、J1939ではリモートフレームはサポートしていない(Request PGNはCANデータフレームである) |
Proprietary A |
0x00EF00 |
J1939-21 |
メーカー固有の定義可能なspecific PGN |
Proprietary A1 |
0x01EF00 |
J1939-21 |
メーカー固有の定義可能なspecific PGN |
Proprietary B |
0x00FF00 - 0x00FFFF |
J1939-21 |
メーカー固有の定義可能なglobal PGN(256種類) |
最終更新日時: 2019年 05月 9日(木曜日) 10:47