AUTOSARシステムはVFB (または ECU固有の RTE) を介して相互接続されるSoftware Componentで記述されます。この抽象化はAUTOSARベーシックソフトウェアが通信のみをカバーする事を示していますが、これは違います。

AUTOSARベーシックソフトウェアはまたステート管理 (ECU state と control of the communication channels) 、診断サービス、ウォッチドッグサービス、OS、不揮発性メモリー管理などの内部ECUサービスを提供し、IOはAUTOSAR標準の範囲内でカバーされています。

半導体メーカーは低レベルソフトウェアレイヤー (MCAL) を供給する事により残りの部分 (入出力) の標準化で活動しています。標準化の結果、以前にECUサプライヤーによって解決された複数の問題はベーシックソフトウェアのサプライヤー領域に移動します。

VectorによるAUTOSAR標準の実装-MICROSAR-は右側のソフトウェアアーキテクチャ上にグラフィックで示されています。


最終更新日時: 2019年 03月 6日(水曜日) 09:08