LINワークフロー

コンソーシアムはデータ通信に必要な標準セットを定義するだけでは無く、同様にシンプルで迅速なネットワーク開発を可能にする均一なワークフローを定義しています(グラフィックのワークフロー参照)。中心的なコンポーネントはネットワーク全体を記述するLDFとなります。

LIN Description File (LDF)

LDFはネットワーク全ての特性を定義します。これらの特性は通信用ソフトウェアコンポーネントの自動生成に使用出来ます。さらにLDFは、様々な分析、測定、テストツールまたはバスのエミュレーターに必要な情報を提供する事が出来ます。

LDFの構文

LIN Configuration Language SpecificationはLDF生成の構文について記述しています。それはマニュアルでLDFを作成する事も容易なぐらいシンプルです。しかし通常はSystem Defining Toolを使用してLDFを作成する事になります。

Node Capability File (NCF)

LIN仕様2.0ではノード用のSupplemental Uniform Description Languageが利用可能です。LIN Node Capability Languageとして知られているこの言語は、Off-the-Shelf Nodesの記述を可能にします。情報はメッセージとシグナルの定義と同様にノード診断機能などの情報が含まれるNCFファイルに保存されます。


最終更新日時: 2019年 03月 6日(水曜日) 09:28