ハイブリッドバスのアクセス方法と対応するデータ送信のさらなる説明用のFlexRayクラスターは5台のFlexRayノード(FlexRayノード A~E)で構成されている。図“デモ クラスター”で見られるように全FlexRayノードは配線で物理的に接続されている。失敗のリスクを最小限にするために、通信チャンネルは冗長になるように設計されている。従ってデータ送信にチャンネルAとチャンネルBの2つのチャンネルが利用出来る。

データ送信用の基盤として機能する通信スケジュールは、Static SegmentとDynamic Segmentに分割されている。これら両方のSegmentは5つのslotで構成されている。スケジュールはStatic Message用のStatic SegmentとDynamic Message用のDynamic segmentを示す。

通信動作時にStatic segmentで定義されている全Static Messageは常に通信スケジュールに従って送信される。しかし、それぞれのイベントが発生した場合は、Dynamic Segmentで定義されたDynamic Messageが送信される。

インタラクティブな図とアニメーションはFlexRayクラスター内のデータ通信に慣れるために用意されている。インタラクティブな図はDynamic Segment内の通信技術を理解しやすくしている。アニメーションを使用するとStatic SegmentとDynamic Segment両方の通信動作を操作出来る。完全に全機能を使用出来るようにするためにメディアオブジェクトの説明を参照。

最終更新日時: 2022年 06月 23日(木曜日) 13:56