CANノード

電子化

自動車の電子化が増加するに伴いソフトウェアの量と複雑さが急速に増加している。 一部の高級車は既に1000以上のソフトウェアの機能を持っていて、多くのバスシステムでは70以上の電子制御装置(ECU)が動作している。 CANネットワークでタスクを実行するECUはCANノードと呼ばれる。

複雑さが増す

ECUネットワークの初期では、CANコントローラーとCANトランシーバーと一緒のシンプルなCANドライバー(本質的に単純でハードウェアに依存しないアプリケーション用インターフェースを提供)はCANインターフェースの適切な実装に関与する。 今日ではオペレーティングシステムネットワーク管理機能診断なしには不可能となっている。 一方で、巨大かつ複雑になっているソフトウェアによってECU基盤の標準化が必要とされている。

ソフトウェアの調和

均一なソフトウェアは開発の労力を軽減し、メンテナンスを簡略化する。 それはまた、別の車両プラットフォーム間だけでなくOEM(Original Equipment Manufacturers)とサプライヤー間で増加するソフトウェアコンポーネントの再利用および互換性に寄与する。

AUTOSAR

AUTOSAR(AUTomotive Open System Architecture)はECUソフトウェア用のリファレンスアーキテクチャーを提供する。 このリファレンスアーキテクチャーの中心はアプリケーションのソフトウェアコンポーネントをネットワークから切り離すAUTOSAR Runtime Environment(RTE)。ランタイム環境は基本ソフトウェアの形式でソフトウェアコンポーネントへの均一なサービスを提供している。 下位から上位へ、3つのレベルで構成されている:マイクロコントローラー抽象レイヤー、ECU抽象レイヤー、サービスレイヤー。

CANノードの構造

図”CAN ノード”は近代的なCANノードの構造を示している。非常に関心が高いのは”Communication Services”領域となる。 AUTOSAR COM(Communication)は標準通信サービス、診断サービス(Diagnostic COM Manager)、ネットワーク管理サービス(Generic NM/CAN NM)が用意されている。 PDUルーター(PDU: Protocol Data Unit)はAUTOSAR COM、Diagnostic COM Manager、CAN TP(Transport Protocol)間の特定の通信レイヤーと通信を調整し内部ノード間通信を処理する。


最終更新日時: 2019年 02月 20日(Wednesday) 16:51