CAN FDコントローラーはCAN FDと同様に従来のCANフレームも送受信出来る。一方で、従来のCANコントローラーはCAN FDフレームを受信すると常にエラーフレームで反応する: 従来のCANコントローラーではドミナントとなるr-bitの位置にあるレセシブビットが異常とみなされる。従来のCANでは、無効な値にはエラーフレームを送信することで応答する。このためCAN FDフレームは従来のCANコントローラーでは理解も、許容もされない。